紫外線とアンチエイジングの解説。

紫外線はシミを招くだけでなく実はシワや乾燥肌の原因にもなります。肌トラブルの殆どに紫外線が関係しているのです。コエンザイムQ10は化粧水やクリームなどの基礎化粧品に配合され紫外線から肌を守る為に働きますので、まずは紫外線とアンチエジングについて知りましょう。

紫外線とは?

紫外線とは、地球上に降り注ぐ太陽光線の1種のことであり、その波長の長さにより、UVA(紫外線A波)、UVB(紫外線B波)、UVC(紫外線C波)に分けられます。

UVCは大気に阻まれて地上や私たちに届くことはありませんので、UVAとUBが肌トラブルと関係している紫外線ということになります。

肌は紫外線を浴びた分だけ確実にダメージを受けています。
紫外線を浴びた後の症状には個人差はあり、すぐに症状が現れることは殆どありませんが、肌の深部ではダメージが蓄積されているのです。

シミ

紫外線は、角質層の奥にあるメラノサイトという細胞を活性化させ、シミの原因であるメラニン色素の生成を促進させてしまいます。また、紫外線の影響によって、ターンオーバーにも乱れが生じ、シミの除去には悪循環の環境となってしまいます。
一般的に紫外線による影響は「光老化」現象と呼ばれ、エイジングを促進し、肌年齢を加速させてしまう大きな原因となってしまうのです。

シワ

紫外線が肌の土台である真皮に達すると、肌のハリや弾力を維持しているコラーゲン線維やエラスチンを破壊してしまいます。
ハリや弾力が低下した肌は、重力に逆らうことが出来ず、たるみやシワを招く原因となります。

乾燥肌

肌の潤いは、NMF(天然保湿因子)が正常に働いて水分が保たれ、適度な皮脂が分泌されることによってバランスが保たれています。
しかし紫外線は、肌から水分を蒸発させて乾燥を招いてしまいます。
また、水分が減少することで肌バリア機能も低下してしまい、肌荒れなどを起こしやすくなってしまいます。

コエンザイムQ10は生命活動に欠かせない必須成分で、もともとは体内で生産される成分なのです。

コエンザイムQ10の体内での役割としては、①エネルギーの産生、②活性酸素による酸化(老化)防止が特に重要だとされています。

どちらも、健康で若々しい体を維持する為に欠かせない作用なのですが、残念なことに年齢を重ねるごとに体内のコエンザイムQ10生産量が減少してしまいます。

コエンザイムQ10の生産量が減少すると、肌は活性酸素による酸化を防ぐことが出来ずに、老化が進行してしまいます。
また、エネルギー生産の効率も低下してしまい、肌の輝きが低下してしまいます。

その為にコエンザイムQ10は、化粧品に配合して肌に補給することで、輝く素肌を取り戻すアンチエイジング成分として注目されているのです。

アンチエイジングとは?

では、そもそもアンチエイジングとはどのような意味なのでしょうか。

「アンチ」とは、”反対の~”や”~でない”という意味を持っています。
「エイジング」は、加齢や時間経過に伴って衰退(老化)する過程を指しています。

つまり『アンチエイジング』とは、老化を防ぎ若返りを促す意味や、加齢に抵抗する意味を持っているのです。

その為、アンチエイジングは、「抗加齢」や「抗老化」とも言われています。

化粧品分野では「エイジングケア」として用いられることもあります。

老化(エイジング)の原因とは?

老化は、体内で酸素の一部が「活性酸素」に変化し、体内の細胞が「酸化」されることが大きな原因と考えられています。
この作用の影響によって、新陳代謝(ターンオーバー)が低下したり、細胞や血管などに異常を起こしたりします。

通常、体内では活性酸素に対抗する為に「抗酸化酵素」や「コエンザイムQ10」などの抗酸化物質が存在しており、この抗酸化物質のおかげで、私たちは健康を保つことが出来ているのです。

しかし現代では、紫外線や化学物質、ストレスや喫煙、電磁波や放射線など活性酸素を増やす要因が多くあり、体内での活性酸素が急激に増加しているのです。

抗酸化物質のチカラでも抑えがきかなくなった活性酸素は、細胞にダメージを与えて老化を促してしまうのです。

コエンザイムQ10の重要性!

活性酸素によって細胞膜が酸化されると、過酸化脂質(脂質過酸化物)が作り出され、肌の老化や細胞・血管の異常を招く原因となります。

しかし、体内に十分な量のコエンザイムQ10が存在していれば、過酸化脂質の生成はほぼ完全に抑えられると言われているのです。

問題は、コエンザイムQ10をはじめとした体内で生成される抗酸化物質は、加齢とともにその生成量が減少するこということです。
また、活性酸素が過剰に発生している状況下では、それだけで生成量が減少するとも言われています。

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